AvuiUtlで目パチを自動にしてみる(1)
おー、AviUtlの目パチとか口パクどうするんだったっけか?
あれ、しゃる。どうしたの?
あぁ、かもめか。動画が一区切りついたから、立ち絵とかファイルのひな型を新しくしようと思ったんだけど、口パクとか目パチの設定をすっかりわすれとるわ。
まぁー、あたしは相槌うつのが仕事だからね、きいてあげるよ
そっか、とりあえず現状入ってる、めぼしいプラグインは拡張編集とPsdToolKitくらい。それじゃあ、まずは口パクをさせていくよ。
AviUtlを立ち上げて、新規プロジェクトを作って表示する立ち絵のPSDファイルを投げ込む。
AviUtlのメニューから、編集→PSDToolKit→ウィンドウを表示を選んで、
PSDToolKitウィンドウを表示。そうすると、Psdファイル内のレイヤーが一覧表示されるはず。
この状態で目のマークがついてるのが表示されてるレイヤーで、閉じてるのが非表示レイヤー、PSDToolKitウィンドウ内にプレビューが出ると思うから、レイヤー表示させたい状態にして「送る」を押すことでAviUtl上の立ち絵を変更できるよ。
設定の送信先になるテキスト入力欄が見つかりませんでした。
「送る」ボタンを使用するためにはPSDファイルオブジェクトのプロパティを表示し、テキスト入力欄を見える状態にしておく必要があります。
ってエラーが出たけど?
「送る」で設定を反映させるためには、どのオブジェクトに反映させるのかを明確にしとかなきゃいけないらしい、拡張編集のタイムラインにある変更するPSD ファイルオブジェクトをダブルクリックして、詳細ダイアログというかプロパティを表示させてもう一度「送る」を押してみよう。
詳細ダイアログが出ていても、PSDファイルオブジェクトが選択された状態じゃないといけないはずだから、「送る」が有効にならないときはファイルの選択がどれを選んでいるのかを確認してみよう。
ここまでが、PSDオブジェクトファイルのレイヤーを切り替えるところまでで、次はこのレイヤーを切り替えるのを自動に設定していくよ。
PSDオブジェクトファイルを選択した状態から、詳細ダイアログ右上の+のところをクリックして、アニメーション効果を追加しよう。
上みたいに追加されたアニメーション効果の左下のコンボボックスが「震える」になってると思うからそれを「目パチ@PSD」に変更する、その隣のコンボボックスはPSDToolKitに変更してアニメーション効果のボタンや数値のないグレーの部分で右クリックしてフィルタ効果を上に移動を選択して、描画@PSDよりも上に移動させるよ。
あれ、アニメーション効果の欄は上にズレたけど、立ち絵がきえたよ。
うん、見えにくいと思うけど、目パチには少なくとも「開き」「閉じ」のパターン設定が必要です。ってかいてあるんだよ。
これを割り当てるために、アニメーション効果の設定をクリックするとパラメータ設定ってのが出るんだけど、ここが「今カラになってるよ」ってエラーなんよ。
なるほど、それじゃここになにか割り当ててあげたらいいんだ。
うん、上の画像みたいにPSDToolKitウィンドウから割り当てたいレイヤーを右クリックすると、
~~~に割り当てって出てると思うから、対応するレイヤーを割り当ててあげよう。開きは開き、閉じは閉じみたいな感じだね。
おー、表示されたね。なんか目が被ってるけど。
そうだね、これはさっきPSDToolKitウィンドウから送るで表示した表情も出力されている状態だね。「描画@PSD」でまとめて描画をするみたいだから、設定されたレイヤーはレイヤー順に表示されてるんだとおもうよ。(アニメーション効果を上に繰り上げるという作業は、「描画@PSD」よりも上にないと描画の処理ができないからだと思うよ。多分)
あー、そういうことか。サッパリわからん。
今回の流れでいえば、PSDToolKitウィンドウで設定する画像は一番奥の体レイヤーで、顔はのっぺらぼうにしとけばアニメーション効果でレイヤーが重複することはないよ。まだまだ目パチとか口パクは簡単に使えるようにしていくから。
よく変更するものは独立させて、あまり変わらないものはPSDToolKitウィンドウからというか「描画@PSD」でついでに表示させるってイメージを持ってたらいいんじゃないかな。
次回は.anmファイルを使った制御をやっていくよ。
AviUtlで目パチを自動にしてみる(2)